ロレックスROLEXデイトナ116520を購入しようか迷っています。理由はデイトナの新型がそろそろ出るのでは? と言う噂があるからなのですが、もし来年新型のデイトナが出た場合116520の価格は暴落してしまうんじゃないかと考えてしまいます。
だとしたら新型デイトナが出るまで待った方がいいのだろうか。
新型のデイトナが出るかどうかは正直、来年のスイスで
開かれる新作時計の発表会、「バーゼルワールド」までは誰も分から
ない。
今年の2月まで、ほとんどの時計店の店員さんが「グリーン・サブ
マリーナは生産停止になる」と言っていたのが一転、新しいグリーン
サブマリーナが発表されたりするくらいなので、正直この業界の噂と
いうのは「ああ、そうなるかもしれないな・・・。」くらいに受け取って
おくのが一番だと思います。(笑)
現行版デイトナが市場に出て以来10年になります。 最近のデイトナの
価格下落についてはもちろんリーマンショックが発端の不況の影響という
声もありますが、実は市場に出回ってきているデイトナ116520のタマ数
が増えてきたからという指摘もあります。
もともと、デイトナが並行店では定価をも上回る価格で販売されていたと
いう奇妙な現象の原因はタマ数が少なかったからという理由に尽きます。
正規店では店頭に並ぶことすらなく、予約は何年先も一杯で、受け付けて
すらもらえない・・・、そうなると余分にお金を払ってもいいから並行
輸入のお店で・・・、ということになります。
ところが、最近は正規店のお店でもデイトナの予約を受け付け始めた・・・。
白文字盤ならかなり短期間で購入することも可能になった・・・。生産数を
増やしたのかどうかは分かりませんが、市場に出回るデイトナの数が増えて
きたのは確かです。それと連動するように売却される個人所有のデイトナの
数も増え、中古であれば白文字盤、旧型バックルで70万円台も前半で購入
可能なケースも一時ありました。
リーマンショックが原因である不況、デイトナの市場でのタマ数の増加が2つ
重なった影響はかなり大きかったと思うのですが、かなりギリギリ限界近く
まで落ちた値段だと思います。
もともとロレックスは並行輸入店では販売しても利益幅が本当に少ないので、
値段を下げていくだけでも抵抗があるはずです。今年の中盤、ロレックスの
定価が安い香港では83万円台・・・。それを考えると新品の並行輸入店での
販売価格が白文字盤でも80万円前半を下回ってしまうのはあまり可能性が
ないように思います。
実際、夏頃まで白文字盤が安いお店では83万円台で売られていたのが、
最近は86万円台にまで上がってきています。今がシーズン的に時計の
購入が多い時期であり、一時的に値段が上がってきたことももちろん
考えられますが、時計の本来の価値から考えてみても、底値に達して
少し上がってきていると考えるのが自然だと思います。
仮にデイトナの新型が来年発表され、現行のデイトナの生産が停止した
場合・・・、既に新型が発表されたサブマリーナ、エクスプローラーの
旧型の値段が暴落している訳でもないので、(むしろサブは中古販売
価格が少し上がっている)デイトナだけが大暴落する可能性はかなり
少ないと思います。むしろ、今がまだ底値に近い位置だと思われるので
今がチャンスではないでしょうか。
ただ、付け加えるならば、昔のロレックスのスポーツモデルとは違って、
最近は生産数も多いですから、生産停止になったところで値段が急騰する
ことも考えられないと思います。(デットストックで新品状態にしていたら
まあまあ高い値段は付くかもしれませんが、時計なんか使ってナンボの
ものですからね(笑))
正直、私個人の全く信憑性がない私感としては(笑)、デイトナよりも
モデルチェンジをしていない期間が長いエクスプローラー2が先だろう
という感じがしますが・・・、こればかりは誰にも分からないことです。
いずれにしても、ここから先さらに数十万円も暴落することは考えにくい
事だと思います。仕入れ価格的にも、時計本体の生産コスト的にも可能性
はかなり低いと思われますので、今かな。
デイトナを使っていて分かるのは、やはり他のモデルとは違い、ロレックス
が手間をかけているなあ・・・ということです。文字盤の見せ方、ブレス、
そして精度。